
* 2019年度ベトナム人月単価

* 2018年度ベトナム人月単価
上記のグラフがベトナムオフショア開発の人月単価の平均となります。
価格帯として最も多かったのは「30~35万円」で、次いで「35~40万円」となりました。前期比を見ていただいても、大きな上昇率となっていますが、それでもまだ日本の人月単価の約2.5分の1くらいのコストにあたります。
また、ベトナムはホーチミン市とハノイ市とで多少の単価の差が出ており、ハノイ市のほうが若干安い傾向にあります。また最近ではダナン市にも人気が集まりつつあり、ベトナム国内ではダナン市はさらに単価が安い傾向にあります。
もちろん案件内容や案件規模によって単価は左右されますので、一概には言えませんが、今後はベトナム国内でもどの都市に開発を委託するかで単価が変わってくることが考えられます。
ベトナムでは国立大学としてホーチミン工科大学や、ハノイ工科大学など優秀なITエンジニアを輩出している大学や専門学校が増えており、ベトナム政府としても対日本向けのオフショア開発に力を入れています。日本ではエンジニア不足がまだまだ続くと予想されていますが、ベトナムではITエンジニアを毎年数多く輩出しており、ベトナム政府のバックアップを背景に豊富な人材が供給されています。
ベトナムオフショア開発単価が安く提供される理由
ベトナムオフショア開発の単価は中国やインドよりもIT技術者の単価が安いということもあり大変人気のある開発委託先の一つとなっています。
オフショア開発企業とのやり取りは日本とその国との橋渡しとなるブリッジSE(ブリッジエンジニア)が役割を持っています。
単純な人月単価はプログラマーの単価ですが、ブリッジSEの人月単価も考慮する必要があります。
ただ、ベトナムは大規模案件やクラサバシステムの開発案件などの実績が乏しくベトナムのオフショア開発を選定するうえで、注意する点であります。
ベトナムオフショア開発単価の妥当な料金
ベトナムオフショア開発の単価はホーチミンを中心に増加傾向にあります。
中国やインドと同じように将来的にはベトナムの人月単価も高騰する可能性はありますが、現時点では開発コストの削減には大きなメリットがあります。
ベトナムのプログラマーの人月単価は、25~30万円前後です。もちろん契約形態や、案件内容、案件規模によっても左右されます。
オフショア開発の契約手法の一つである「ラボ型開発」(ラボ契約)の場合ですと、さらに人月単価を抑えることができます。
開発時に必ず必要になってくるといわれているブリッジSEを任命した場合は、全体のコストは上がりますが、品質を担保することができ、プロジェクトも進めやすくなります。
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